兵庫県の豊岡から大阪への行き方は
- JR特急「はまかぜ」「こうのとり」
- 全但高速バス
- JRの普通や快速列車を乗り継ぐ
行き方があります。
安く行けるのはJRの普通や快速列車の乗り継ぎ、速く行けるのはJR特急、安さと速さのバランスがいいのは高速バスです。
この記事では、それぞれについて料金や所要時間・快適性などで比較しました。
JR特急はまかぜ・こうのとり
豊岡駅から大阪駅へ、JRの特急列車「はまかぜ号」と「こうのとり号」が1日合わせて9本運行しており、乗換なしで直行できます。
はまかぜ号は姫路や神戸を通って大阪へ向かうのに対し、こうのとり号は福知山を通って大阪へ向かいます。
JR特急のメリット・デメリット
メリット
- 豊岡から大阪まで乗換なしで直行できる
- リクライニングできる快適な座席
- 全席指定席のため必ず座れる
- 最もスピーディーに移動できる
- テーブルがあり、車内でパソコン作業や食事が可能
デメリット
- 料金が高い
JR特急の所要時間
豊岡から大阪へは、「はまかぜ号」と「こうのとり号」の2つの列車が運行されており、所要時間はどちらも2時間37〜44分です。
JR特急の料金
- 普通席:5,810円
- グリーン席:8,080円
記載の料金は通常期の価格です。繁忙期には+200円、最繁忙期には+400円、閑散期には-200円された金額になります。カレンダーはこちらをご確認ください。
JRの特急列車には、普通席とグリーン席があります。グリーン席とは、座席が大型になりフットレストも装備するなど、より快適に移動できる特別席です。利用には「グリーン券」が必要になります。
JR特急を安く利用
JR特急の通常料金は高めですが、安く利用する方法もあります。
e5489からネット予約
JRの特急列車は、JR西日本ネット予約「e5489」から予約することで安く利用できます。
eチケットレス特急券
こちらはJRのクレジットカード「J-WESTカード」の会員の方のみ利用できるチケットで、その名の通り特急券を発券することなく、チケットレスでJRの特急列車が利用できます。
eチケットレス特急券
- 通常普通席:5810円→5170円(640円安い)
- 通常グリーン席:8080円→7210円(870円安い)
eきっぷ
こちらもJRのクレジットカード「J-WESTカード」会員のみ利用できます。
こちらは乗車券と特急券がセットになっており、先述のeチケットレス特急券よりも割引額は低いです。
eきっぷ
- 通常普通席:5810円→5280円(530円安い)
- 通常グリーン席:8080円→7550円(530円安い)
チケットレス特急券
こちらはJRのクレジットカード会員でなくても利用できますが、割引額は上2つと比べると少なくなっています。
チケットレス特急券
- 通常普通席:5810円→5610円(200円引き)
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株主優待
JR西日本では、株主にJR西日本全線の乗車券代金が半額となる株主優待券を配布しています。
これが金券ショップなどで出回っており、1枚およそ4100円ほどで販売されています。
しかし大阪〜豊岡の場合、乗車券は3080円で、半額になると1540円です。そのため株主優待券を購入しても元が取れないことがほとんどでしょう。
学割
JR各社には、中学・高校・大学などの学校の生徒・学生がJRの乗車券を2割引で購入できる学生割引という制度があります。
学校や大学で「学割証」をもらい、学生証や生徒証明と一緒にみどりの窓口やみどりの券売機で提示することで学割乗車券を購入できます。
JRの特急を利用するに乗車券+特急券が必要ですが、学割では乗車券が2割引となります。
豊岡〜大阪の場合、乗車券の3080円×0.8の端数を切り捨てた2460円が学割乗車券の価格です。
学割
通常:5810円→5190円(620円安い)
JR特急の車内設備
JR特急の座席はリクライニングシートです。2+2の配列で、高速バスにありがちな配置ですが、高速バスよりも車体が大きいので前後左右ともに広々としています。ここは電車のメリットです。
座席の背面には大型のテーブルがあるため、食事やパソコン作業も可能です。
一番最前列の座席にはコンセントが設置されています。スマホやパソコンの使用で電源が必要な方は最前列の座席を確保するとよいでしょう。
車内にはもちろんトイレもあり、こちらも電車だけあって広く快適です。
全但高速バス
豊岡市の豊田町バス停〜大阪駅で、全但バスの高速バスが運行しており、こちらも乗換なしで直行できます。
JR豊岡駅と、全但バスの豊田町バス停は徒歩20分ほど離れているため注意が必要です。
高速バスのメリット・デメリット
メリット
- 乗換なしで直行できる
- コンセントやWi-FIもあり
- JR特急より安い
デメリット
- 座席は狭い
- 車酔いする可能性あり
料金
豊田町(豊岡)〜大阪梅田バスターミナルで、3500円です。
JR特急よりも2300円ほど安いです。
所要時間
豊田町〜大阪梅田バスターミナルの所要時間は3時間19分〜です。
JR特急よりも40分ほど時間がかかります。
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車内設備
車内は4列の座席となっています。
JR特急と比較すると少し狭いかもしれません。
トイレ付きなので安心です。
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JRの普通や快速列車を乗り継ぐ
JR豊岡駅から大阪駅へ、普通や快速列車だけを乗り継いで行く方法です。
時間はかかりますが、高速バスよりも安く行くことができます。
行き方は主に2つあり、姫路や神戸を通る行き方と、福知山や宝塚を通る行き方があります。料金はどちらも同一です。
普通列車のメリット・デメリット
メリット
- 最も安い
デメリット
- 乗り換えがある
- 所要時間が長い
料金
豊岡駅〜大阪駅で、普通列車を利用した場合にかかる料金は、3080円です。
普通列車を安く利用
普通列車にも安く利用する方法があるためご紹介します。
青春18きっぷを利用
JRでは、春・夏・冬休み期間に、青春18きっぷという、JR全線が1日2410円で乗り放題となるきっぷを販売しています。
豊岡〜大阪で、片道の利用でも2410円、往復利用しても2410円なのでお得です。
学割を利用
普通列車でも学割を利用でき、乗車券が2割引となります。
利用には学校で学割証をもらい、学生証や生徒証明と一緒にみどりの窓口や券売機で提示します。
豊岡〜大阪の場合、乗車券の3080円×0.8の端数を切り捨てた2460円が学割乗車券の価格です。
所要時間
姫路や神戸を通る場合と、福知山や宝塚を通る場合で所要時間は異なります。
- 姫路経由:3時間52分〜
- 福知山経由:3時間35分〜
豊岡付近の電車の本数は少ないため、うまく乗り継げないと所要時間は長くかかります。乗換案内アプリなどで乗り継ぎのいいルートを調べておきましょう。
普通列車の車内設備
普通列車とはいえ、前を向いて座れる座席となっています。
まとめ
それぞれの料金や所要時間をまとめると以下の通りです。
JR特急はまかぜ・こうのとり | 全但高速バス | 普通や快速列車 | |
---|---|---|---|
乗り換え | なし | なし | 1〜3回 |
料金 | 5810円〜 | 3500円 | 最安) | 3080円(
所要時間 | 最速) | 2時間37分〜(3時間19分〜 | 3時間35分〜 |
快適性 | |||
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JR特急はまかぜ・こうのとり号がおすすめな人
JR特急は、豊岡〜大阪へ乗換なしで直行することができます。
また、最もスピーディーに移動することができます。
各座席は高速バスと比較して広く快適で、すべての座席にテーブルがあるのでパソコン作業や食事も可能です。
そして全席指定席のため、必ず座れます。
もっとも快適に、そしてスピーディーに行きたい方におすすめです。
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高速バスがおすすめな人
高速バスも豊岡から大阪へ乗換なしで直行できます。
特急列車よりも時間はかかりますが、コスパはいい移動手段です。
こちらも全席指定席なので必ず座れます。
安く行きたいけど乗り換えなしがいい方におすすめです。
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普通や快速列車乗り継ぎ
豊岡から大阪へは、JRの普通や快速列車を乗り継いでも行くことができます。
所要時間はかかり、乗り換えもありますが最も安く行くことができます。
交通費を抑えたい人におすすめです。