【夜行列車】大阪から東京への行き方を紹介|車内の設備や予約方法も解説

夜行寝台列車 大阪→東京

16件(全1列車・6プラン)

JR寝台特急 サンライズ瀬戸・出雲号(大阪駅→東京駅)

予約サイト:JRおでかけねっと

運行会社:JR西日本・東海・東日本

大阪駅11番線 発
0:33
東京駅8番線 着
7:08
所要時間:6時間35分
0:33

JR大阪駅 11番のりば 発

4:40 静岡駅
5:10 富士駅
5:27 沼津駅
5:45 熱海駅
6:45 横浜駅
7:08

JR東京駅 8番のりば 着

学生割引あり

中学・高校・大学生などは乗車券が20%引き(1790円引きになります。

学校で学割証を発行していただき、学生証と一緒に駅の窓口でご提示ください。

― 料金・部屋タイプ一覧 ―

のびのび座席

夜行列車の新台
引用Wikipediaより ©︎W0746203-1

180度フルフラット ブランケット トイレ 

洗面台 シャワー(有料)

  • リーズナブルな開放型のスペース
  • 靴を脱ぎ、足を伸ばしてリラックス♪
  • 180度フルフラットで横になれます
  • ホットカーペットで冬は暖かいです。
  • ブランケットあり
  • シャワー室利用可能(別途有料)

料金

12,400円(乗車券+特急券込み)

こちらからも予約できます

シングル(1人用個室)

ソロの部屋
引用:Wikipediaより ©︎キャンター

鍵付き完全個室 敷き&掛け布団 トイレ 洗面台 コンセント シャワー(有料)

  • 鍵のかかる完全個室で安心
  • 180度フルフラットで横になれます
  • 敷布団・掛け布団と枕あり
  • パジャマあり
  • 目覚まし時計
  • コンセント1個あり
  • シャワー室利用可能(別途有料)

料金

19,570円(乗車・特急・寝台券込み)

ソロ(1人用個室)

引用Wikipediaより ©︎Hinpon

鍵付き完全個室 敷き&掛け布団 トイレ 洗面台 コンセント シャワー(有料)

  • シングルよりも少し狭い分少し安い
  • 鍵のかかる完全個室で安心
  • 180度フルフラットで横になれます
  • 敷布団・掛け布団と枕あり
  • パジャマあり
  • 目覚まし時計
  • コンセント1個あり
  • シャワー室利用可能(別途有料)

料金

18,470円(乗車・特急・寝台券込み)

サンライズツイン(2人用個室)

引用:Wikipediaより ©︎キャンター 

鍵付き完全個室 敷き&掛け布団 トイレ 洗面台 コンセント シャワー(有料)

  • カップルや友人同士におすすめの2人用個室
  • 鍵のかかる完全個室で安心
  • 180度フルフラットで横になれます
  • コンセント1個あり
  • 敷布団・掛け布団と枕あり
  • パジャマあり
  • 目覚まし時計
  • シャワー室利用可能(有料)

料金(1人あたり)

19,570円(乗車・特急・寝台券込み)

シングルツイン

画像出所:Wikipediaより 著作者:W0746203-1 

鍵付き完全個室 敷き&掛け布団 トイレ 洗面台 コンセント シャワー(有料)

  • 1人でも2人でも利用できる部屋
  • 180度フルフラットで横になれます
  • コンセント1個あり
  • 敷布団・掛け布団と枕あり
  • パジャマあり
  • 目覚まし時計
  • シャワー室利用可能(有料)

料金(1人利用時)

21,470円(乗車・特急・寝台券込み)

シングルデラックス(1人用個室)

サンライズ号のシングルデラックス
画像引用元:じゃらんねっとhttps://www.jalan.net/news/article/459231/

鍵付き完全個室 敷き&掛け布団 トイレ 洗面台 コンセント シャワー

  • サンライズ号の一等客室
  • 180度フルフラットで横になれます
  • デスクと洗面台が部屋にあり
  • アメニティセットをプレゼント
  • シャワー室無料
  • コンセント1個あり
  • 敷布団・掛け布団と枕あり
  • パジャマあり
  • 目覚まし時計

料金

25,850円(乗車・特急・寝台券込み)

大阪から東京へ、夜間に移動する場合のメジャーな移動手段は夜行バスですよね。

しかし、大阪駅から東京駅へは、夜行寝台列車も運行しています。

夜行バスと比較した夜行寝台列車の最大のメリット

完全に横になって寝ながら移動できる

ことです。

この記事では、

  • 夜行バスと比較した夜行列車のメリット
  • お部屋タイプやその料金
  • 所要時間
  • 車内の設備
  • 予約・チケットの購入方法

などについて紹介します。

タップで移動する目次

ルート概要

寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号

大阪駅から東京駅へ、JR寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲号」が運行しています。

出雲大社で有名な出雲からのサンライズ出雲号と、四国の高松からのサンライス瀬戸号を、岡山駅で連結して1つの列車として東京まで運転されています。

夜行列車のメリット

大阪から東京へは、主な行き方に、新幹線・飛行機・夜行バスがありますよね。

これらの移動手段と比較した夜行列車のメリットは、

  • 完全に横になって寝ながら移動できる
  • 新幹線や飛行機の最終よりも夜遅く出発し、始発よりも朝早く到着する
  • ホテル代が不要
  • 広いお手洗いや洗面台が車内にある
  • 車内でシャワーを浴びられる

ことなどがあげられます。

中でも大きいのが、完全に横になって寝ながら移動できることと、新幹線や飛行機の最終よりも遅く出発し、始発よりも朝早く到着することです。

完全に横になって寝ながら移動できる

夜行列車の新台
W0746203-1 – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=19075922による

夜行バスでは法律上、完全にフラットのシートにはできません。

バスはゴムのタイヤでアスファルトの路面を走りますので、摩擦が大きく、急ブレーキや急ハンドルのときに乗客が吹っ飛んでしまう恐れがあるからです。

それゆえにシートベルトの着用が必須となっており、座ってシートベルトを着用した状態でないと安全性を確保できません。

しかし、電車は鉄の車輪と鉄のレールですから、摩擦が少なく、急ブレーキをかけても吹っ飛ぶほどの衝撃がありません。

そのため夜行列車なら完全に横になって寝ながら移動できるというわけです。

新幹線や飛行機の最終よりも遅く出発し、始発よりも早く到着する

寝台特急サンライズ号は、大阪駅を日付が変わった0:33に出発し、翌朝7:08に東京駅に到着します。

参考までに、飛行機と新幹線の最終便・始発便の時間を掲載しておきます。

新幹線・飛行機の最終・始発
最終
  • 新幹線:21時24分発┃のぞみ64号 東京行き
  • 飛行機:20時20分発┃ANA040便 羽田行き
始発
  • 新幹線:6時00分発→8時23着┃のぞみ200号 東京行き
  • 飛行機:7時05分発→8時15分着┃ANA986便 羽田行き

新幹線の最終よりも3時間ほど遅く出発し、始発よりも1時間15分ほど早く東京に到着できます。

大阪駅は梅田の繁華街にありますから、夜行列車なら夜遅くまで飲むなど、大阪でゆっくりすごしてから東京へ向かうことが可能です。

ホテル代が不要

夜行バスにも言えることですが、夜行列車ならホテル代が不要です。

夜寝ている間に移動できるので時間を有効活用できますね。

車内にトイレや洗面台がある

夜行バスにもトイレがついているバスはありますが、やはり狭いですし、歯磨きや洗顔はサービスエリアでの休憩時間に、バスの発車時刻を気にしながらしないといけません。

しかし夜行列車には、車内に広々とした洗面台やお手洗いがあります。

そのため車内でゆっくりと歯磨きや洗顔が可能です。

メリットだけでなくデメリットも…

夜行列車にもデメリットがありますので紹介します。

予約が取りづらい

寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号は2023年現在、日本で唯一の夜行列車となっています。

そのため人気は高く、近年は女性のソロ旅ブームも相まって予約は取りづらいです。

満席になることもしばしばあります。

ホテル並みの快適性ではない

当然ですが、電車ですから走行中は揺れます。

そのためホテル並みの快適性を期待して乗ると期待外れに感じるかもしれません。

実際筆者は大阪〜東京で、夜行バスも夜行列車も利用しましたが、揺れに関してはどちらも同等程度に感じました。

揺れに敏感な方は寝られないかもしれません。

\夜行列車をネット予約!/

夜行列車の料金

寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号には、

があります。

大阪〜東京だと6時間くらいなので、雑魚寝タイプがおすすめですよ。

鍵がかからない雑魚寝タイプの料金

のびのび座席

のびのび”座席“という名前ですが、カーペット敷きのフラットな空間なので完全に横になれます。

12,600円

夜行バスの高級クラスは11000円〜15000円くらいなので、電車が特段高いわけではありません。

夜行列車の新台
W0746203-1 – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=19075922による

紙コップと毛布があります。

コンセントは通路に共用のものがありますが、防犯上心許ないのでモバイル充電器の持参がおすすめです。

カーペットが敷かれていて、ゴロンと横になることができます。

カーペットは床暖房になっているので冬は暖かいです。

紙コップと毛布以外のアメニティなどはないので、持参する必要があります。

下段と上段があるのですが、予約は下段がおすすめです。

囲まれている感じがあるのと、低いため列車の揺れが伝わりづらいメリットがあります。

区切られているのは頭の部分だけですが、意外と隣の人は気になりませんでした。

しかし気になる方は鍵のかかる完全個室タイプを選べばいいのではないでしょうか。

完全個室タイプの料金

鍵のかかる完全個室タイプです。

他人を気にせずゆったりと移動できるのはメリットです。

お部屋の中の様子については後述します。

シングルデラックス

最も高額ですが部屋は広い最上級の客室

25,850円

サンライズツイン

2人で利用できる個室で、ベッドが2つ並んでいます。カップルや友人同士での利用におすすめです。

19,570円(一人あたり)

シングルツイン

1人でも利用できますが、上段の補助ベッドを利用することで2人での利用も可能な個室

21,470円

シングル

最もスタンダードな1人用個室

19,570円

ソロ

シングルよりも少し狭い1人用個室

18,470円

二人で使用できるのは、サンライズツインシングルツインです。その他のお部屋は全て一人用です。

客室の様子

個室タイプの客室の設備

個室タイプの部屋はしっかりと鍵をかけられます。女性お一人での利用も安心です。

すべてのタイプの室内には、

・ベッド

・パジャマ(浴衣)

・コンセント

・アラーム付きの時計

・紙コップ

・ハンガー

・ゴミ袋

があります。

シングルデラックスを除いて、アメニティ(歯ブラシやタオルなど)はないため注意が必要です。

シングルデラックスには、先述のものに加えて、

・椅子

・テーブル

・洗面台

・シャワーカード

・アメニティ(タオル、歯磨きセット、ひげ剃りなど)

があります。

部屋の中にデスクとチェア、そして自分専用の洗面台があります。

シングルデラックス

サンライズ号のシングルデラックス
画像引用元:じゃらんねっとhttps://www.jalan.net/news/article/459231/

シングルデラックスはサンライズ号で一番上位の客室です。

25,850円

サンライズツイン

サンライズ号のツインルーム
引用:Wikipediaより 著作者キャンター https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ファイル:Sunrise_Twin.jpg

サンライズツインは、二人で利用できるお部屋です。カップルや夫婦での旅行に最適です。

19,570円(1人あたり)

シングルツイン

画像出所:Wikipediaより 著作者:W0746203-1 

シングルツインは、1人でも2人でも使用できる個室で、2段ベッドになっています。

21,470円

シングル

サンライズ号のシングルルーム
引用:Wikipediaより 著作者キャンター https://ja.m.wikipedia.org/wiki/JR西日本285系電車#/media/ファイル%3A285_Series_Single(1Story).jpg

最もスタンダードな個室シングルです。鍵のかかるカプセルホテルのような感じです。

19,570円

ソロ

引用Wikipediaより 著作者Hinpon https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ファイル:サンライズ_ソロ上段.JPG

ソロはシングルよりも少し狭いです。

その分1000円ほど安くなっています。

18,470円

車内の共用設備はどんな感じ?

サンライズ号は夜行バスの電車版というよりは、走るホテルのようなイメージです。

車内の共用設備が充実しています。

車内の通路
車内の通路

シャワー室

車内にはシャワー(有料で330円)が設置されています。

シングルデラックスというお部屋を利用する場合、シャワーカードは無料でもらえます。

シャワーのお湯が出る時間は6分間、利用時間の目安は30分です。

シャワー室

風量は弱いですが、ドライヤーもあります。

シャワー室
メルビル – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=43303190による

シャワーカードはシャワー室の前にある自販機で購入できます。

メルビル – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=43303188による

注意点は、車内でタオル類の販売がないことと、大阪発の時点ですでにシャワーカードが売り切れている事が多いことです。

飲み物の自動販売機

車内には飲み物の自販機があります。車内で冷えた飲み物が買えるのは嬉しいですね。

ちなみに価格は駅の自販機と同じくらいです。ラインナップが少ないのは残念なところです。

アルコール類はありません。

車内の自販機
車内の自販機。ラインナップは少なめ

販売品と価格はこんな感じです。

綾鷹のお茶と、いろはすの水は小さいミニボトルでの販売です。

販売品価格
綾鷹(お茶)140円
コカ・コーラ130円
リアルゴールド130円
ジョージア缶コーヒー130円
いろはす天然水100円
車内の自販機の販売品(2023年4月時点)

ミニラウンジ

ミニラウンジもあります。

ソファじゃないのは残念ですが、窓を向いているので車窓が眺められます。

乗車前に食べ物や飲み物を購入しておいて、窓から朝日を見ながら朝食を食べるのおすすめです。

ミニラウンジ
ミニラウンジ

洗面所・お手洗い

洗面所もあり、車内で歯磨きや洗顔、化粧もできます。

カーテンで通路と仕切ることができるので、化粧や身支度が可能です。

シングルデラックスというお部屋を利用する場合を除いて、車内で歯ブラシなどのアメニティの販売・配布はありません。

洗面台
車内の洗面所

当然といえば当然ですが、車内にちゃんとお手洗いもあります。

新幹線のトイレと似たような感じで広めです。

ウォシュレットじゃないのは残念です。

お手洗い

サンライズ号の所要時間

寝台特急サンライズ瀬戸・出雲は、深夜0:33に大阪駅を出発し、翌朝7:08に東京駅に到着します。

ほとんどの夜行バスが出発したあとにサンライズ号は出発します。

所要時間は6時間35分です。

大阪駅発東京駅着
0:337:08

サンライズ号の予約方法は?

サンライズ号は

  • 駅のみどりの券売機
  • 駅のみどりの窓口
  • JR西日本ネット予約「e5489」
  • JR東日本ネット予約「えきねっと」

から予約が可能です。

駅のみどりの券売機

画像の右側の券売機がみどりの券売機です。

左側の青色の券売機では夜行列車のチケットを発行することはできないので注意しましょう。

なかでもおすすめはネット予約です!

駅までチケットを買いに行く必要なく、スマホから予約できます!

サンライズ号は人気が高く、売り切れになっていることもしばしば…

この表示だと売り切れです

画像:e5489より

しかし、JRのキャンセル料は2日前までなら安いため、乗車日の2日前になるとキャンセルが出ることがあります。

一度予約しようとしてダメでも、乗車の2日前くらいにもう一度ページを覗いてみると空きが出ている事があるのでおすすめですよ!

安く行く方法はある?

中学、高校、大学などに通っている学生、生徒は学割を使用できます。

乗車券代金(大阪から東京の場合は8910円)が2割引になります。

8910円の2割引された乗車券代金は7120円です。

そのため学生の方は、1790円を上記の金額から引いた料金で利用できます。

学割

ノビノビ座席の場合

12600円→10810円1790円割引)

学校で「学割証」をもらい、窓口で提示してきっぷを購入します。

ネット予約の場合、予約画面で「乗車券なし」を選択し、乗車券のみ駅の窓口もしくは券売機で購入してください。

まとめ

大阪から東京への夜行列車は、寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」号が運行しています。

料金は12600円〜利用できます。

サンライズ号は人気の列車のため、早めの予約がおすすめです。

スマホから予約できますよ!

\夜行列車をネット予約!/

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