大阪から高松へは、
- 新幹線+快速マリンライナー
- 高速バスで直行
- 新快速や普通列車を乗り継ぐ
のルートがあります。
最も速く行けるのは新幹線+快速マリンライナー
最も安く、そして乗換なしで直行できるのは高速バスです。
この記事ではそれぞれの行き方について、料金や所要時間で比較し、どのルートがおすすめなのかまとめました。
新幹線+快速マリンライナー
新大阪駅から岡山駅まで新幹線、岡山駅から高松駅まで快速マリンライナー号を利用するルートです。
このルートは、最もスピーディーにアクセスできます。
所要時間
新幹線と快速マリンライナーを乗り継いだ場合にかかる所要時間は、1時間55分〜です。
料金
料金は利用する座席により異なります。
料金は新幹線・快速マリンライナーともに同じ席(例:新幹線グリーン席と快速マリンライナーのグリーン席)を利用した場合の金額です。
新幹線は普通自由席を利用し、快速マリンライナーはグリーン席を使う事もできます。
- グリーン席
-
11,280円
- 普通指定席
-
8,340円
- 普通自由席
-
7,360円
新幹線の座席の種類
新幹線には、「グリーン席」「普通指定席」「普通自由席」があります。
自由席・指定席の違いは?
指定席と自由席の違いは、座席が予約・確保されているか否かです。
指定席は自分の座席が確保されているため、並ばなくても必ず座れます。
自由席は座席は予約・確保されていませんが、どの時刻の列車に乗ってもいいため、利用する列車の時刻が未定なときに便利です。
座席自体は指定席も自由席も同じです。
グリーン席とは?
グリーン席とは、通常5列の座席を4列にすることで座席が大きく、また足を休ませられるフットレストがあるなど、ゆったりと快適に移動できる工夫がされた特別席です。
グリーン席は普通席よりも座席が大型です。
快速マリンライナーの座席の種類
快速マリンライナーにも「自由席」「指定席」「グリーン席」があります。
指定席・グリーン席
快速マリンライナーの指定席とグリーン席の車両は2階建てになっています。
快速マリンライナーは途中で瀬戸大橋を渡りますが、その際に海がよく見えるのは2階のグリーン席です。
指定席とグリーン席は、どちらもリクライニングができるため、ゆったり移動できます。
自由席
自由席
一方で自由席はリクライニングのできない平屋の車両です。
しかし前を向いて座れる座席が設置されているため、こちらでもゆったりと移動できると思います。
新幹線+快速マリンライナーを安く利用
新幹線+快速マリンライナーの通常料金は、最安の自由席でも7,360円〜とそこそこ高いのですが、安く利用する方法もあるため紹介します。
JR+ホテルパック
高松で宿泊するならこれがおトク!
- 新大阪駅〜高松駅の新幹線+快速マリンライナー往復(通常:14,720円)
- 高松のホテル1泊
新大阪駅〜高松駅の新幹線+マリンライナーの往復(通常:14,720円)と高松のホテル1泊合わせて
1人あたり14,800円〜利用できます。
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学割を利用
中学校・高校・大学などの学生、生徒の方は学割を利用できます。
学割とは、片道100kmを超える乗車券を2割引された価格できっぷを購入できる制度のことです。
JRの学割は、大人の正規運賃×0.8をして10円以下の端数を切り捨てることで求まります。
学割
通常自由席:7360円→6390円(970円引き)
高速バスで乗換なし
大阪駅から高松駅で、高速バス「高松エクスプレス大阪号」・「フットバス高松線」が運行しており、乗換なしで直行できます。
高速バスは、新幹線+快速マリンライナーのルートよりも安いためコスパがいいです。
高速バスの所要時間
高速バスは京都駅〜高松市駅を3時間42分で結んでいます。
新幹線+快速マリンライナーのルートよりも所要時間は1時間40分ほど長いです。
高速バスの料金
高速バスは通常料金で、4500円です。
新幹線+快速マリンライナーのルートよりも2800円ほど安く利用できます。
高速バスを安く利用する方法
高速バスにも安く行く方法がありますので紹介します。
往復まとめて予約する
往復まとめて予約すると片道あたり4050円で利用でき、450円安くなります。
往復まとめて予約
通常往復9000円→8100円(900円引き)
学割を利用
高速バスにも学割があります。
中学・高校・大学生は学割料金が適用され、900円安く利用できます!
運転士さんに学生証や生徒証明の提示を求められますので携帯しておきましょう。
学割
通常片道:4500円→3600円(900円引き)
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高速バスの車内はどんな感じ?
車内は4列の座席です。電車と比較すると少し窮屈かもしれません。
お手洗いのあるバスでの運行なので安心ですね。
コンセントはなさそうなので必要に応じてモバイル充電器を持参しましょう。
普通や快速列車乗り継ぎ
大阪駅から新快速や普通電車・そして快速マリンライナーを利用して行く方法です。
このルートは通常は高速バスよりも高く、そして乗り換えもあるのですが、後述する「青春18きっぷ」の販売期間には、なんと片道2410円で移動でき、高速バスの半額程度で移動できます。乗り換えは2回ほどです。
姫路行き
岡山行き
高松行き
所要時間:4時間2分〜
普通列車の所要時間
大阪駅〜高松駅を普通列車で移動した場合、所要時間は4時間2分〜です。
乗換案内アプリなどで事前に乗り継ぎのいいルートを調べておきましょう。
普通列車の料金
普通や快速列車で大阪から高松に移動した場合にかかる料金は、4830円です。
時期によって変動などはなく、年中この値段で利用できます。
普通列車を安く利用する
普通列車はいくつかの方法で安く移動できます。
青春18きっぷを利用
春・夏・冬休み期間に販売されている「青春18きっぷ」を利用すると安く行くことができます。
「青春18」という名前ですが、年齢関係なくだれでも利用できます。
青春18きっぷは、春・夏・冬休み期間に販売されているJRの普通や快速列車が1日乗り放題となるきっぷです。
青春18きっぷは5日分をまとめて12050円で販売されており、1日あたり2410円です。
大阪〜高松の場合、2420円ほど安く移動できます。
青春18きっぷを利用
- 通常片道:4830円→2410円(2420円おトク)
青春18きっぷでは、快速マリンライナーのグリーン席は利用できません。
学割を利用
中学校・高校・大学などの学生、生徒の方は学割を利用できます。
学割とは、片道100kmを超える乗車券を2割引された価格できっぷを購入できる制度のことです。
JRの学割は、大人の正規運賃×0.8をして10円以下の端数を切り捨てることで求まります。
大阪駅〜高松駅の学割
4830円×0.8=3864円。これの端数(4円)を切り捨てます。
3860円が学割の価格です。
購入には学生証のほかに、学校で学割証(正式名称:学校学生生徒旅客運賃割引証)を貰い窓口で提示する必要があります。
学生証や生徒手帳だけでは購入できません。またICカードで乗車した場合は学割は適用されません。
まとめ
乗り換え | 料金 | 所要時間 | 快適性 | |
---|---|---|---|---|
新幹線+快速マリンライナー | 1回 | 7360円〜 | 1時間55分〜(最速) | ★★★ |
高速バス | なし | 4500円〜(最安) | 3時間42分〜 | ★★ |
普通列車 | 2回〜 | 4830円 | 4時間2分〜 | ★ |
最もスピーディーに移動できるのは新幹線+快速マリンライナーです。
最も安く行けるのは高速バスです。
新幹線+快速マリンライナーがおすすめな人
- 快適に行きたい
- スピーディーに行きたい
- 車内で仕事や食事をしたい
- 遅延のリスクを最小限に抑えたい
新幹線+快速マリンライナーの乗り継ぎルートは、最もスピーディーにアクセスできます。
各座席は高速バスと比較して広く快適で、快速マリンライナーの自由席を除きテーブルがあるのでパソコン作業や食事も可能です。
また電車は定時性に強みがありますから、特にビジネス利用の場合は特急列車の利用がおすすめです。
通常料金は高めですが、宿泊する場合は「JR+ホテルパック」の利用などで安く利用することができます。
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高速バスがおすすめな人
- 乗換なしがいい
- 安く行きたい
高速バスは、乗換なしに安く行くことができます。
所要時間は長いですがコスパはいい移動手段です。
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普通列車の乗り継ぎがおすすめな人
- 青春18きっぷを利用して安く行きたい
普通列車の乗り継ぎは最も時間がかかり、乗り換えもあり、かつ高速バスよりも通常料金は高額です。
しかし、春・夏・冬休み期間に販売される「青春18きっぷ」を利用すると2410円で移動でき、最も安いです!