京都から静岡県の三島への行き方は、
- 新幹線を利用
- 夜行高速バス(3列独立シート)
- 夜行高速バス(4列シート)
- 普通列車を乗り継ぐ
方法があります。
それぞれについて、料金や所要時間・安く行く方法についてまとめました。
新幹線を利用【最速】
京都駅から三島駅まで新幹線を利用する方法です。
このルートは最もスピーディーに移動できます。
所要時間
京都駅〜三島駅で、所要時間は1時間49分〜です。
三島駅に停車するのは、全てのこだま号と一部のひかり号です。
料金
以下は駅の窓口や券売機で購入した場合の通常料金です。
- 自由席:10,780円
- 指定席:11,310円
- グリーン席:14,970円
新幹線の座席には「普通指定席」・「普通自由席」と「グリーン指定席」の3種類があります。
指定席は、自分の席が予約・確保されているため、事前に並んで席を確保する必要がありません。
自由席は席が予約・確保されていませんが、料金が安くなり、また乗車する列車の時間が未定なときにどの時間の列車に乗ってもいいメリットがあります。
新幹線を安く利用する方法
新幹線の通常料金は高めですが、安く利用する方法もあるためご紹介します。
JR+ホテルパック
三島で宿泊するならこれが安くおトク!
- 京都駅〜三島駅の新幹線・特急往復(通常:21,560円)
- 三島or沼津のホテル
京都〜三島の新幹線往復(通常:21,560円)と三島or沼津のホテル1泊合わせて
1人あたり23,900円〜利用できます。
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ぷらっとこだま
「ぷらっとこだま」とは、JR東海ツアーズが販売している、東海道新幹線のこだま号が安くお得に利用できるチケットです。
こだま号は新幹線のすべての駅に停車するため、所要時間は長くかかりますが、通常よりも5〜30%ほど安く新幹線を利用することができます。
さらに、駅の売店で使用できるワンドリンク引き換え券がもらえます!
京都駅〜静岡駅の区間で設定されており、静岡駅から三島駅までは在来線の普通列車で移動することになります。そのため所要時間は通常よりも1時間40分ほど長くかかります。
料金
- 普通席(通常期):9090円(約16%引き)
- 普通席(繁忙期):10,290円(約5%引き)
- グリーン席(通常期):10,590円(約30%引き)
- グリーン席(繁忙期):11,790円(約22%引き)
※表示の料金はぷらっとこだまの京都〜静岡の料金に、静岡駅〜三島駅の在来線の運賃(990円)を足したものです。
\ ぷらっとこだまはこちら /
スマートEX
「スマートEX」とはJRが運営する、オンライン上で新幹線の予約ができ、さらにICカードで新幹線に乗れるサービスです。
会員登録は無料で、料金はクレジットカードから引き落とされます。
こだまEXグリーン早特3
こちらは3日前までの予約で、新幹線こだま号のグリーン席が自由席よりも安く利用できるお得なきっぷです。
通常自由席:10,780円→EXグリーン3:9860円(920円安い)
スマートEXサービス
乗車日当日の発車4分前まで予約できる、スマートEXの基本となる商品です。普通車指定席用・グリーン車用・普通車自由席用があります。
割引はそこまで大きくありません。
- 自由席:10,780円(割引なし)
- 指定席:11,110円(200円安い)
- グリーン席:14,770円(200円安い)
学割を利用
中学校・高校・大学などの学生、生徒の方は学割を利用できます。
学割とは、片道100kmを超える乗車券を2割引された価格できっぷを購入できる制度のことです。
JRの学割は、大人の正規運賃×0.8をして10円以下の端数を切り捨てることで求まります。
学割
通常自由席:10,780円→9460円(1320円安い)
高速バスを利用(最安)
京都駅〜長野駅で、夜行高速バスが運行しています。
夜行バスは所要時間は長くかかりますが、車内で夜を明かすためホテル代が浮くのと、夜間に移動するため朝早くから活動を開始できるメリットがあります。
高速バスの座席
京都〜長野を結んでいる高速バスには、4列シートと3列シートがあります。
4列シート
4列シートのメリットはズバリ安いこと。
京都から長野まで5400円〜移動できます。
ちなみに座席はかなり狭く、またリクライニングもあまり出来ない状態で9時間以上も移動するため結構疲れます。
- 西日本JRバス青春ドリーム信州号【4列シート】:5400円〜
3列シート
3列シートのメリットは、なんといっても一人あたりの専有面積が広いこと。
また3列独立シートの場合、カーテンが付いていて周りと区切ることができ、個室のようになるバスもあります。
4列シートと比べて料金は高めですが、快適になるのでおすすめです。
- アルピコ交通【3列独立】:6600円〜
- 長野電鉄バス【3列独立】:6900円〜
高速バスの所要時間
高速バスは京都駅〜長野駅を5時間58分前後で結んでいます。
普通列車乗り継ぎ
京都駅から長野駅まで、普通列車を乗り継いでも行くことができます。
乗り換えは5回ほどです。
時間はかかりますが、風景のいい場所を通りますので、ゆっくりと流れる車窓を見ながら旅をするのおすすめです。
近江塩津行き
大垣行き
豊橋行き
中津川行き
松本行き
長野行き
所要時間:7時間33分〜
料金
料金は6600円です。
高速バスが5400円〜なので高速バスよりも料金は高額です。
しかし春・夏・冬休み期間にJRから発売される、「青春18きっぷ」というきっぷを利用するとかなり安く移動できます。
普通列車で安く行く方法
青春18きっぷを利用
JRでは、春、夏、冬休み期間に「青春18きっぷ」という、日本全国のJRの普通・快速電車が1日2410円で乗り放題になるきっぷを販売しています。
京都〜長野の場合、4190円ほど安く移動できます。
「青春18」という名前ですが、年齢関係なくどなたでも利用できます。
青春18きっぷは、春・夏・冬休み期間に販売されているJRの普通や快速列車が1日乗り放題となるきっぷです。
青春18きっぷは5日分をまとめて12050円で販売されており、1日あたり2410円です。
青春18きっぷを利用
- 通常:6600円→2410円(4190円お得)
学割を利用
JRの指定の中学・高校・大学などの生徒・学生の方は学割を利用できます。
学校で「学割証」をもらい駅の窓口で提示すると、2割引のきっぷを購入できます。
学割
- 通常:6600円→5280円(1320円お得)
まとめ
乗り換え | 料金 | 所要時間 | 快適性 | |
---|---|---|---|---|
新幹線+特急しなの号 | 1回 | 10,340円〜 | 3時間46分〜(最速) | ★★★ |
夜行高速バス | なし | 5400円〜(最安) | 5時間58分〜 | ★★ |
普通列車 | 5回〜 | 6600円 | 7時間33分〜 | ★ |
最もスピーディーに移動できるのは新幹線+特急しなの号です。
最も安く行けるのは高速バスです。
新幹線+特急しなの号がおすすめな人
- 快適に行きたい
- スピーディーに行きたい
- 車内で仕事や食事をしたい
- 遅延のリスクを最小限に抑えたい
新幹線+特急しなの号の乗り継ぎルートは、最もスピーディーにアクセスできます。
各座席は高速バスと比較して広く快適で、テーブルがあるのでパソコン作業や食事も可能です。
また電車は定時性に強みがありますから、特にビジネス利用の場合は特急列車の利用がおすすめです。
通常料金は高めですが、宿泊する場合は「JR+ホテルパック」の利用などで安く利用することができます。
\ 新幹線と特急しなの号をまとめて予約 /
高速バスがおすすめな人
- 乗換なしがいい
- ホテル代を浮かせたい
- 長野で朝早くから活動したい
- 安く行きたい
高速バスは、乗換なしに安く行くことができます。
また夜行のためホテル代が浮くのと、長野に早朝に到着するため朝早くから活動を開始できます。
所要時間は長いですがコスパはいい移動手段です。
普通列車の乗り継ぎがおすすめな人
- 青春18きっぷを利用して安く行きたい
普通列車の乗り継ぎは最も時間がかかり、乗り換えもあり、かつ高速バスよりも通常料金は高額です。
しかし、春・夏・冬休み期間に販売される「青春18きっぷ」を利用すると2410円で移動でき、最も安いです!